LEXIQUE 語録

レース語録
アンティーク ヴィンテージ  巷の定義では、100年前、それ以降でアンティークと呼ぶとされていますが、個人的見解ですが、大戦前と後で流れがガラッと変わっているので、そこでアンティークとヴィンテージを区切っています。
ニードルステッチレース 一本の針と糸で作られるレース。昔は、羊皮紙にデザインを描きその上に針をさしステッチごとに作業して作られたレース
ボビンレース 文字通りたくさんの小さなボビンをデザインに取って固定した沢山のピンの間をボビンを動かすことで糸を捻り作られたレース
マリンヌ(メクリン) 18世紀初期にベルギー、メッヘレンで誕生したボビンレース。その軽く透明感さえある印象で当時は夏レースとしても人気だった。

ヴァランシエンヌ

17世紀後半にフランスヴァランシエンヌで誕生したボビンレース

バンシュ

17世紀後半にベルギーバンシュで誕生したボビンレース。六角のメッシュ

ヴニーズ

北イタリア発祥のニードルレース、16世紀初頭に誕生、17世紀にはバロック時代のものはさらにデザインの発展もあり貴族に人気だった

ミラネーズ

16世紀に始まったイタリアミラノのボビンレース

フレミッシュ

16世紀初期に、現在のベルギー、フランス、一部のオランダ発祥のボビンレース(マリンヌ、ブリュージュ バンシュ、がこの種類に入ります)17世紀には広まり、女性が家でレース作りを家事として家庭を支えていました。

アイリッシュ クロシェ

19世紀中期に、アイルランド発祥、ヴニーズレースをモデルにして作られたクロシェレース。こちらも家内で家庭を支える為に作られていました。

イースト デヴォン ホニトン

17世紀初期のイギリス、イーストデヴォン地方のボビンレース。本来は、モチーフを個々で作られメッシュに合わせていたのですが、その後メッシュに直接埋め込むことが可能になりました。

キャリックマクロス

1820年ごろアイルランド発祥、アプリカッション、刺繍を駆使した独特の技法。

ブリュクセル

17世紀初期起源、ボビン、ニードル、または2つのMIXで作られることがあり、18ー19世紀には貴族、王族に人気でした。(ポワンドゥガーズ、ブリュクセルデュシェスもこの種類に入ります)

アランソン

レースの女王とも呼ばれることが多い、17世紀フランスアランソン発祥ニードルレース。ルイ14世時代に王宮で人気になりさらに広まる。ピコットを立たせる為に馬の毛を入れ込んでいました。

アルジャンタン

ノルマンディー地方アルジャンタンで、アランソンとほぼ同時に発祥のニードルレース。アランソンに比べて、モチーフがフラットです。
アプリカッションアングレテール 18,19世紀に人気が高まったイギリス発祥レース。繊細なネットに植物柄など細かいモチーフ(ニードル、ボビンで作られた)を繊細に配置されアップリケされたもの。

 

コーネリー 19世紀中期から 主に繊細なコーマ生地上に、ボタンホールステッチで植物、流れる曲線のモチーフを刺繍された大型のカーテン。フランスらしい、大きな窓用が多いのが特徴。

 

服飾語録

プチプリ(ピンタック)  細かい細かいプリーツ
ラグラン 肩山がないパターンの袖付きデザイン
ドルマン たっぷりとした袖幅で、手首で詰まったラインの袖
マンタンガル 腰裏に直接縫い合わせられている部分的なベルト
スタンドカラー 文字通り立ち上がっている襟。レースを使ったアンティークブラウスによく見られます。
ボネ(bonnet) 後ろから被り、顎でリボンを止めるのが一般的。(車のボンネットの語源。どっちが先だかはわかりませんが。。)
プラストロン(plastron) 胸当て、(鎧、フェンシングもそうです)首元、胸元を飾るための、この部分用の装着品
fichu(フィシュウ) 18世紀ー19世紀に人気があった三角におり、首、肩、覆うおしゃれアイテム。昼間用の日常的なもの、夜のよりおしゃれなものが存在します。monsieurが使っていたバンダナのような物も、同じ名称です。
ラペット

中世からすでに存在しており、装飾で階級を表すことがありました、その後18、19世紀にはファッション的なものとなり、頭の上から被り横に垂らすもの。伝統的、民族的な装飾品の1つ

aube ,rochet.surplis aube教会の儀式で神父様がお召しになるもの。この上には、さらに豪華に刺繍されたchasubleを重ね、オーナメントをつけます。儀式には大勢の人で行われるので、丈の長さなどにより、後方にいる人、さらに子供達用になります。レースには、宗教的なモチーフが多く見られます。
ジャボ jabot 胸回りを飾るギャザー、フレアをつけたレース装飾。19世紀、男性用でも多様されていた

テキスタイル語録

モスリン  メソポタミアの首都で織られた極細糸の平織り生地が語源。18世紀にはヨーロッパに広まり繊細な刺繍をされたものが、レースに変わるほど人気になった。
コーマ

カード糸に対する言葉で、滑らかな糸に仕上げる為に短繊維を除去した綿糸。

シフォン 細い繊細な糸で織られた薄く、透け感のある平織り物
ドレープ ドレーピング 立体裁断で使われるテクニック。直接生地を配置し生地の落ち具合など、寄りなどのデザインを見ながら仕上げる

アクセサリー語録

エマイユ email  エナメル ほうろう 七宝 
カットスティール イギリス発祥後、ヨーロッパに広まった。小さな鋼鉄を ダイアモンドのようにカットしてアクセサリーに広く使われていた。