2024年。そうそれは、あの常に問題がある「tokyo」とつく国際イベントなんか因縁があるオリンピックの次の年。我らがパリにやってきたー
そんな盛り上がりは現地では実際全くなく、去年暮れからすでに、
本気でやるつもり?どーせコケる。いや絶対コケる。だって何も準備できてねー
と皆が揃いも揃って言っていた。
そして、始まる今。人いねー!パリ、人いねー。
毎年、夏のパリはみんながヴァカンスで脱出するので人がいなくなるんだけど、今年も例外なく。
ただ、自分をはじめ、経済の落ち込みがあまりにもひどいので、経済的な理由で飛び立てない人も多めな気がする。
ソナのにょねー
なんか知らんが、景気、急に全くうんともすんとも言わず、苦しくヴァカンスなんて行く余裕もないのよねー。。とか言ってオリンピック参加、見にいくにも、安くても800ユーロするチケなんか買えないし、メトロのチケは、2ユーロほどだったのが、倍の4ユーロ(円計算すると700円前後)。
え、パリ市内、4ユーロ??んなの乗らんよ。いや、もし乗ったらもう降りんよ!!!
(これを書いている今日は7月24日だけど、26日にセレモニーがあるが、周りの人はなるべくパリ中央には近寄らないようにしている。というのも、ハマスからの脅迫もあり今パリには、フランス警察だけでなく、ドイツ、イタリアなど近隣国の警察の警備しにきている程警戒中。)無事に終わるとよいのだけど。
と、くらーい話ばかりしても、、だな。
そういや、今月にフランス下院選挙があったのだけど、右、左の論議が表立って白熱したこともあった。移民に対しての意見が分かれて、自分的には、たとえ右翼と呼ばれる人たちでも、昔の右とは意味合いが違って、右でも人種で見ているわけではないと思っている。例えばだけどー
この間、友達と車を借りて遠出したんだけど、その車がこのご時世らしく、道や、パーキングに留めてある車をアプリで予約して、アプリでドアを開けて、借りるってやつだったんだけど、全く初めての自分たちにとっては全く分からない仕組みで、そもそもその地下パーキングに入る時点で迷っていたら、とってもとっても親切な「黒人」のmonsieurが、自分が駐車場から出るところなのに、Uターンして一緒に入ってきてくれて、自分たちが車で出るまで一緒に手伝ってくれた。
こんなに優しい人見たことない!と思うほど優しかった。22年間パリにいるが、その長い滞在の中でもそのmonsieurが一番優しいと思った瞬間だった。みんなももうわかっていると思うけど、人種ではないのだ!ただ助けられる権利を濫用してズルに使う人たちを、法としての見極めが難しいだけで。
またお話しそれたけど、
車でのパリ脱出は楽しかったわん。収穫0だったけど、、、220kmぐらい走って4つも回って、0だったけど。
今年の夏も、きっと思い出深い年になるだろー。