そう!それはお手入れ、そしーーてお直し。
毎日暇さえあれば、(結構暇あるのですが)お手入れ、お直しの毎日を過ごしています。
みんなに、毎日何してるん?ってよく聞かれる。
多分、自分がホゲーっとしてたり、ジム行ったりしているから一体どうやって飯を食っているのか不思議な人が多いらし。
正直、そう見られている方がちょっと気が楽なので、このままでよし!
そして話を戻すと、ほぼ毎日洗い物かお直しをしては、ああああーっやらなかった方がよかったーーーーと思うことが未だにある。
今日は、シルバーの持ち手のイヴォワーのスプーンが壊れてしまいシルバーとイヴォワーが離れてしまうので、思い切ってシルバー部分を掃除してちゃんと接着しなおそうとした。
シルバーのお手入れでは、ひどく汚れている時は、水にちょっとの食器洗剤を入れてグツグツする方法をたまにする。最後に磨き上げる必要がありますが、大体この方法でクロスでは届かない細かい部分をお手入れすることが可能です。
ということで、今回も鍋に水、洗剤垂らしてぐつぐつしたら、、
なんかスプーンが刺さる場所から、う⚪︎こみたいなのが出てきたーー。
ブリって出てきたのに、ちょっと冷やすと石みたくかたくなる。
なんじゃこれーーーーーーーーーー!!!!!
ぐつぐつしたお湯がきったないので、3回変えてやったけど、2回目、3回目もうん⚪︎みたいなのがぶりぶり出てきた。スプーンから。ええ、スプーンから。
スプーンの中から、う⚪︎こ。
毎回、こんなように、今ではみたことのない素材。今では無くなってしまった昔の作りを発見する。
どうやら、昔は自然由来のレジンに貝を粉末状をしたものを混ぜた接着剤のようなものがあったらしい。それはあっためると溶けるらしい。
むむ、どうやらそれっぽい。そーいや何かの粉末のペーストっぽく見える。
自然由来のレジンがどういうものだか、まだよく分かっていないが、できるだけ取り除いてみた。
このタイプのアンティークスプーンを持っている方は、結構いらっしゃると思いますが、シルバーの肢の部分は空洞ではなく、中に何かが詰まっています。イヴォワー部分が割れずに取れないのが一番良い事ですが、もしも取れてしまったら入り口だけちょっときれいにして、深く考えずに接着することをおすすめします。
そいや、家にはひっくり返すと階段になる椅子があるんですが、この椅子も壊れかかってきてて、直そうとすると、、
昔の木ってすっごい硬いの知ってました?もう鉄?ってぐらい硬いん
こんな感じで、なんか直したりする時に、その素材、その作りに毎回びっくりします。そしてそれらは本当に手の込んだものです。
古物が好きな場合は、お直し、手直しはセットになるものなので、結果うまくできなくても、本来昔は、直しながら使われたものなので、皆さんいっぱいお直ししましょうー。